車は「動く避難部屋」になり得る一方、大雪や災害渋滞での立ち往生という車特有のリスクも抱えます。トランクの片隅にボックス1つ——それだけで両方に備えられます。

結論:通年ボックス(水・行動食・携帯トイレ・ブランケット・充電手段)+季節の入れ替え品(夏:日よけと水多め/冬:防寒と雪装備)。ただし高温になる車内に置けない物(ボンベ・電池類の一部)を知っておくことが最重要。

通年で積んでおくボックス

目安
アサヒ 長期保存水 500ml 2〜4本(家族の乗車人数分)
井村屋 えいようかん 等の行動食 人数×2食分
携帯トイレ 人数×3回分以上(車の備えの主役です)
ブランケット 人数分(夏も冷房対策で使う)
シガーソケット充電器 1個+ケーブル
GENTOS 小型LEDランタン 1個
ウェットティッシュ・防臭袋・軍手 各1

立ち往生の経験談で最も切実なのがトイレです。渋滞中は移動もできません。携帯トイレと目隠しポンチョのセットが車防災の核と考えてください。

季節の入れ替え品

夏(6〜9月)

  • 水を倍に増やす・冷却シートサンシェード
  • 注意:夏の車内は60℃超。チョコ系の行動食は溶け、ペットボトルも品質劣化が早まります。夏は積む量を絞り、回転を速く

冬(11〜3月)

車内に「置いてはいけない」もの

高温になる車内は保管に不向きな物が多く、ここが車防災の一番の注意点です。

  • カセットボンベ・スプレー缶——破裂リスク。絶対NG
  • モバイルバッテリー(リチウムイオン電池)——夏の車内放置は劣化・発火リスク。乗車時に持ち込む運用
  • 医薬品・日焼け止め等——品質劣化

車中泊避難の基礎知識

  1. エコノミークラス症候群対策が最優先——数時間おきに体を動かす・水分を摂る・足を上げて寝る。着圧ソックスも有効とされています
  2. 断続的なエンジン稼働で燃料は思ったより減ります。普段から燃料を半分以下にしない習慣が車防災そのものです
  3. 換気を確保する(一酸化炭素・結露対策)

よくある質問

Q. ガソリンはどれくらいで満タンにすべき? A. 「半分を切ったら給油」をおすすめします。災害後はスタンドに長蛇の列ができ、給油制限がかかるのが常です。


車の備えはボックス1つ+**「燃料半分ルール」**の習慣で完成します。この週末、トランクの隅に1箱作ってください。