赤ちゃんの備蓄は大人の計算とは完全に別枠です。**代替が効かない(ミルク・おむつはサイズも銘柄も選ぶ)**うえ、消費が速い。だからこそ数字で押さえる価値が最も高い分野です。

結論:ミルク育児なら液体ミルクを最低3日分(月齢により1日5〜8本換算)、おむつは1日8枚×日数、おしりふきは大人の衛生用品も兼ねる万能株として多めに。すべて「今使っている銘柄」で揃えるのが大原則。

液体ミルク:災害備蓄の革命児

お湯も水も不要でそのまま飲ませられる液体ミルクは、停電・断水時の最強の備えです。

月齢の目安 1日の授乳回数 3日分の目安
新生児〜3ヶ月 6〜8回 200ml換算で約15〜20本
4〜6ヶ月 5〜6回 約12〜15本
混合・離乳食開始後 家庭による 実際の消費から逆算

おむつ・おしりふきの計算

目安
おむつ 1日約8枚×7日=約60枚(ほぼ1パック)
おしりふき 1週間で2〜3個。手口ふき・体ふきにも使える万能品
  • おむつ まとめ買い——サイズアウトが最大の敵。買いだめは1パックまでにして、常に「今のサイズ+α」を維持するローリング運用が正解です
  • おしりふき 大容量——家族全員の衛生用品を兼ねるので多めに損なし

離乳食・幼児食

避難を想定した持ち出しセット

自宅備蓄とは別に、すぐ持ち出せる巾着1つを用意します。

  • 液体ミルク2〜3本+アタッチメント
  • おむつ5〜6枚・おしりふき1個・防臭袋数枚
  • 着替え1組・ガーゼ・母子手帳のコピー
  • 抱っこ紐(避難路はベビーカーが使えない前提で)

よくある質問

Q. 授乳中(母乳)なら備えは不要? A. 災害時はストレスで母乳が出にくくなる場合があることが知られています。母乳育児でも液体ミルクを数本備えておくのが安心です(相性確認も忘れずに)。

Q. アレルギー児のミルク・食品は? A. 代替品の入手が最も困難なカテゴリです。アレルギー対応ミルク・食品は**通常より多め(1〜2週間分)**を強く推奨します。


赤ちゃんの備蓄は「銘柄・サイズが今と同じか」がすべてです。毎月の買い物のたびに1つ多く——成長に合わせて中身が入れ替わる、生きた備蓄にしてください。